杭州西湖湖畔の三階建古民家全体を日本食の飲食店へと改修した。観光客の人通りが多い一階路面には、客単価が低く回転数の多いファストフード店を計画した。

 天井の低い空間でも広がりを感じられるように、船底天井を応用することにした。そして太めの天井パネルを上下交互に配置し、頂部を奥へと誘うように曲線でつないでいった。天井パネルが壁にぶつかる箇所はそのまま降ろし、壁のデザインとしている。

住所:中国杭州市

面積:73.5㎡

照明デザイン:リュースデザイン (石岡真己子)

設備設計:北京東洲斎技術諮詢有限公司(石川星明、竹林克宣、山崎隆司)

施工:杭州豊元装飾設計工程有限公司

写真:Sensor見聞影像

竣工:2020年5月